フライパンで厚手のステーキを焼くときのポイントは、以下の2点を守ると生焼けを防いでロゼ色のきれいな肉色に仕上がります。
- お肉を常温に戻す
- 弱火でじっくり日を通す
はじめから一気に強火で焼くと、表面のみが縮んで肉汁が流れてしまうので、焼き目は最後につけるのがおすすめです。
薄めのお肉のときは最初からの強火でも生焼けになりにくいので、問題ありません。
シンプルだからこそ、焼き方で味が大きく変わってきます。
手順が多いですが、ぜひマスターして、おうちステーキを楽しんでみてください。
目次
材料 2人分
- 牛肉(厚さ2㎝以上) 300g
- 塩 3g
- 黒胡椒 少々
- オリーブオイル 適量
手順
- お肉に塩をふり、30分ほど室温に置いて肉の中心温度を上げます。
- キッチンペーパーなどで、お肉から出てきた水分をしっかりと拭き取ります。
- フライパンに油をひき、肉をのせてから弱火にかけます。
- 表面に赤い汁が出てきたらひっくり返して、反対側を焼きます。
- 頻繁に裏表を返しながら、じっくりと火を通します。
- 余分な水分が出てきたら、その都度キッチンペーパーで拭き、油を足していきます。
- 手で押して親指の付け根くらいの硬さになっていれば、ミディアムレアの状態です。鉄串やフォークを刺して温まっているか確かめる方法があるもあり、ほんのり温かく感じるくらいがミディアムレアの目安です。
- お肉を一旦フライパンから取り出してペーパーなどできれいにしたら、油をひき直して強火で十分に加熱します。
- 肉をフライパンに戻し、表面にサッと焼き目をつけます。
- 肉汁が落ち着くように軽く少し冷まして、最後に胡椒を振れば完成です。
合わせたワイン

Montiano Lazio Rosso Falesco 2016(モンティアーノ ラツィオ ロッソ ファレスコ)
凝縮された赤い果実やジャムの香りの中にバニラ・青胡椒・カカオ・オークなどが重層的に感じられます。
甘い口当たりの後に滑らかなタンニンと豊かな酸があり非常にバランスの良いワインです。
- 産地 イタリア ラツィオ州
- 品種 メルロー
- 度数 15%
- 容量 750ml
- 輸入 オーバーシーズ